大野式記憶術のネタバレをしています。大野式記憶術は場所法やメモリーパレスなどの有名な記憶術をわかりやすく教えてくれる講座です。大野式記憶術を魅力的に感じさせるビジネステクニックのネタバレも行っています。
大野式記憶術の前に「記憶術」というもののネタバレをします。日本では1996年の「ワタナベ式記憶術」が最も有名で、どの雑誌を見ても広告が出ているという状態でしたが、それ以外のも無数の◯◯式記憶術というものが数十年もの間、発売され続けています。すべての記憶術をネタバレすると「自分の部屋や帰り道の道順など覚えやすいものに、覚えにくいけど覚えたい内容を、連想術やイメージ術などを使って結びつける」となります。確かに暗記する技術としては非常に便利ですが、道順や連想術などを挟んで覚えているのを一々思い出すのはメモリースポーツなど意味のないことを丸暗記する競技を除けば時間の無駄です。
実際に筆者は「ワタナベ式記憶術」をはじめとする多数の記憶術を習得して、東大に独学で現役合格したり、TOEICで満点を取ったりしましたが、ある程度のレベルになってくると記憶術はいらないと感じました。連想術やイメージ術よりも直接科目の意味を理解して覚えるほうが効率が良いのです。例外的に古文の単語など将来全く使う必要がなく、試験のときだけ記憶術を使って思い出せば良い科目では記憶術が役立ちました。TOEICで満点をとるレベルになるには記憶術を使うのは時間のムダで英語を日本語さえ挟まず英語のまま覚える技術が役立ちました。
記憶術には2500年の歴史があるのですが、活版印刷術が発明される15世紀までは一部の天才のみに非常にハイレベルで実践的な使い方をされていました。15世紀頃から記憶術をお金儲けに使う人が増えてきました。記憶術の天才が記憶パフォーマンスをして、ノウハウとして記憶術を販売するという現代インターネットで行われているビジネスです。日本では明治時代に西洋の記憶術が広まって、昭和時代には「ワタナベ式記憶術」がブームになりましたが、才能の有無で効果は大きく違うので社会を大きく変えるようなことにはなっていません。時代によって記憶術の目的が変わっているので、多少アレンジはし続けていますが2500年の記憶術の歴史でも無数にある記憶術を使いこなしたのは記憶術の才能があるごく一部の人だけなのです。では、続いて大野式記憶術のネタバレを開始します。
大野式記憶術のページで無料メルマガに登録すると、限定特典を配る代わりにLINEアカウントの友だち登録をするように求められます。LINEアカウントの友だち登録をすると限定特典をもらえるのですが、代わりにラインで何度も大野式記憶術の売り込みを受けることになります。売り込みを受けながらも外国での記憶術の扱いや大野式記憶術の創始者の100人の前での記憶パフォーマンスの実録動画など興味深いものもたくさんみれますが、最後にはびっくりするほど高額での販売であるというオチが待っています。
大野式記憶術の無料メルマガは公式ラインに追加して動画を視聴するように誘導するためのものです。gmailで登録すると自動的に迷惑メールに分類されます。大野式記憶術の無料メルマガが迷惑メールに分類される理由をネタバレすると情報商材など怪しい商材を販売するメールと文体が似ているからです。1通目も2通目も毎回、ライン登録への誘導を目的としているメルマガです。
大野式記憶術のラインに登録すると大野式記憶術を作った大野元朗がどれほどすごい人物で記憶術がどれほどすごいかを語り続ける1時間の対談動画を観ることができます。この販売方法は「誰でも楽して稼げる方法」などを販売するのに使われて数十万から200万円くらいする情報商材を大量に販売することに成功し続けている販売手法です。無料で記憶術に関する面白い情報をたくさん知ることができるますが、たくさんの情報で信頼を得たあとに高額な商品を販売するというオチが待っています。
大野式記憶術はテレビなどにも紹介されている本物の記憶術で、講師の大野元郎も本物のメモリーアスリートですが、大野式記憶術も才能によって出る結果は大きく違います。2018年から数多くの受講者が大野式記憶術を習得していますが、日本全体でみると天才の数は増えていないので大野式記憶術にも限界があります。元々していた仕事などで記憶術が役立ったという話や資格試験に合格したという話は聞きますが、記憶術で世界を変える天才になれた人はほぼいません。すごそうな記憶術教材は大量に販売され続けているのですが、記憶術で人生を変えられる人は一部の才能がある人だけなのです。
大野式記憶術だけでなく日本でも1980年代から本物の記憶能力者達によって、高額な記憶術教材が売られ続けていますが、記憶ができなくて悩む人は減りません。記憶術を上手く使えるのは記憶術の才能がある一部の人だけなので、頭が悪い人が大野式記憶術を習得しても記憶術が少し得意になるだけで頭が良い人になれるわけではないのです。記憶術自体は本物なのですが、記憶術の天才と比較すると凡人には本当に小さな成功しかつかめません。大野式記憶術も本物で習得すれば効果は高いのですが、習得しても大野元郎さんのようになることは一部の天才以外は不可能ですし、多くの人は習得すら面倒に感じて途中で投げ出すでしょう。
大野式記憶術の創始者は、自動車運転免許の学科試験に2回落ちたのに記憶術の力で記憶に関するギネス記録を作った実績を売りにしています。これだけを聞くと大野式記憶術がとてつもなくすごいように感じますが、自動車運転免許の学科試験は対策しないと不合格になるのが当たり前なので頭の良し悪しと関係ありません。実際に東大王で有名なクイズ王の伊沢さんも自動車運転免許の学科試験に対策無しで挑んで落ちています。また、記憶力に関する記録はほぼ全員が記憶術の習得者であり、記憶術の才能によって結果に大きく差がついています。大野式記憶術の創始者がギネス記録を作ったのは記憶術の天才だったからで、凡人が真似しても限界があります。
大野式記憶術もほかの記憶術と同じく全く知らない人が使うと大きな効果を得られることがありますが、効果には限界があります。短期の記憶力ではなく長期的な記憶力には個人差があるので、記憶力を使っても必要な情報を覚えきれずに目標を達成できないことがあるのです。また、記憶術はオセロの盤面やトランプの順番など意味のないものを暗記するのには唯一無二の技術ですが、多くの人が学ぶべき意味があることを勉強する際には記憶術に頼らないほうがよい場合が多いです。
大野式記憶術は高額教材なだけあって多彩な講義で記憶術を丁寧に優しく教えてくれるのですが、元々勉強が嫌いな人にとっては面倒くさくて習得前に飽きてしまうリスクがあります。大野式記憶術以外の高額な記憶術講座でも教材を買ったけど習得せずに終わってしまった人は本当にたくさんいました。特に爆発的に売れた「ワタナベ式記憶術」で楽して頭が良い人になろうとしたけど、教材を買って何日か見ただけで面倒になってそのまま放置している人は本当に多いでしょう。
大野式記憶術の内容のネタバレを一言で行うと「場所法とメモリーパレスをうまく組み合わせて改善させた方法」です。もちろん、それだけでなく実際に記憶力選手権に挑んだり、語学の習得に挑んだりした実績が組み込まれたオリジナルの記憶術なのですが、場所法とメモリーパレスについて学ぶと大野式記憶術の内容はかなり想像できますので、以下で場所法とメモリーパレスについて詳しく説明していきます。
場所法(ばしょほう)は、記憶術の一つであり、情報を視覚的にイメージ化することによって記憶を強化する方法です。具体的には、場所を使って情報を配置し、それをイメージ化することで、情報を効果的に記憶することができます。場所法は古くから使われており、大野式記憶術の中でも重要な要素として取り入れられています。
場所法の基本的なやり方は以下の通りです。
場所法は様々な場面で活用することができます。例えば、以下のような場合に場所法を使って記憶を強化することができます。
場所法は学習や勉強において効果的に活用することができます。例えば、テキストやノートの情報を選んだ場所に配置し、それをイメージ化することで、情報を効果的に記憶することができます。選んだ場所を詳細にイメージ化し、情報を配置することで、視覚的なイメージを通じて情報を覚えることができます。
場所法はプレゼンテーションやスピーチの際にも活用することができます。例えば、プレゼンテーションのスライドやスピーチのポイントを選んだ場所に配置し、それをイメージ化することで、自然に情報を思い出すことができます。選んだ場所を詳細にイメージ化し、情報を配置することで、プレゼンテーションやスピーチの際にスムーズに情報を発信することができます。
場所法は日常生活での情報の記憶にも活用することができます。例えば、買い物リストや予定表を選んだ場所に配置し、それをイメージ化することで、効果的に情報を記憶することができます。選んだ場所を詳細にイメージ化し、情報を配置することで、忘れ物や予定の漏れを防ぐことができます。
場所法の効果としては以下のような点があります。
場所法は記憶術の一つであり、情報を視覚的にイメージ化することによって記憶を強化する方法です。場所を選び、それをイメージ化し、情報を配置することで、視覚的なイメージを通じて情報を効果的に記憶することができます。学習や勉強、プレゼンテーションやスピーチ、日常生活での情報の記憶など幅広い場面で活用することができるため、記憶の強化に役立つ方法として非常に有用です。場所法は個人の好みや環境に合わせて応用することができるため、自分自身に合った方法で実践することができます。
場所法は、情報を視覚的なイメージとして脳に刻み込むことで、記憶を強化する効果があります。また、既存の知識や経験を活用して場所を選ぶことで、記憶の関連性が高まります。さらに、情報を物理的に配置することで、空間的な位置関係を活用して記憶を整理することができます。
場所法は、学習や勉強において新しい知識の定着を図る際に役立ちます。また、プレゼンテーションやスピーチの際にも、スライドやポイントを選んだ場所に配置し、視覚的なイメージとして記憶することで、情報をスムーズに発信することができます。
日常生活でも、買い物リストや予定表などの情報を選んだ場所に配置し、イメージ化することで、情報を効果的に記憶することができます。忘れ物や予定の漏れを防ぐためにも、場所法を活用することができます。
場所法は、視覚的なイメージを通じて情報を記憶するため、記憶の強化や情報の整理に役立つ記憶術の一つです。自分自身に合った方法で実践し、効果的に記憶力を向上させることができるでしょう。
メモリーパレスとは、情報を記憶するための記憶術の一つで、場所をイメージ化して情報を記憶する方法です。イメージ化された場所に情報を配置することで、記憶を強化し、情報の定着を図ることができます。メモリーパレスは、視覚的なイメージを活用して記憶を整理し、情報を効果的に覚えることができるため、学習や勉強に役立ちます。
メモリーパレスのやり方は以下の通りです。
メモリーパレスの利点は以下の通りです。
メモリーパレスは、視覚的なイメージを活用して情報を記憶する記憶術の一つであり、場所をイメージ化して情報を配置することで記憶の強化を図ります。情報の整理や定着性の向上などの利点があり、自分自身でカスタマイズが可能な点も魅力的です。学習や勉強に役立つ記憶術として、メモリーパレスを活用してみることをお勧めします。
大野式記憶術は無料モニターを集めて、その先の動画で定価378000円の記憶術講座を販売しているので、怪しい詐欺師だと勘違いされていますが、実際には記憶術の日本チャンピオンが考案した本物の記憶術を紹介しています。
大野式記憶術は記憶術の中でも場所法と呼ばれる方法を使っており、場所法をさらに改善している点でクチコミで高く評価されています。一方で定価378000円は高すぎるということで、厳しい批判の声もあります。しかし、ラインに登録すると期間限定で割引価格で購入できることになっています。
大野式記憶術は、日本チャンピオンの本物の記憶術で再現率100%とされていますが、誰にでも効果があると断言することはできません。実際に、大野式記憶術の公式ページで紹介されている事例全てに対して「※個人の感想であり、成果や成功を保証するものではありません。」という記載があります。ちなみに、一般人が試験の合格のために学ぶなら以下の記憶術がおすすめです。大野式記憶術は優れた記憶術ですが、初心者向けなので目的に合わせて使う記憶術を変えたほうが良いです。
大野式記憶術は、記憶力を向上させるためのメソッドとして注目を集めています。インターネット上では、様々な意見や評価があります。以下に、大野式記憶術の評判に関する情報をまとめました。
大野式記憶術は、効果的な記憶法として高評価されることが多いです。多くの人が、大野式記憶術を実践することで、記憶力が向上し、学習効果が高まったと報告しています。特に、長期的な記憶に関する効果があるとされており、評判が高いです。
大野式記憶術は、他の記憶法とは異なる独自の方法を用いて記憶を強化する点に魅力を感じる声があります。従来の記憶法とは異なる視点やアプローチを持ち、新鮮さや興味深さを感じる人が多いと言われています。また、大野式記憶術を実践することで、自分自身の記憶力に対する新たな発見があるという意見も見られます。
一方で、大野式記憶術の効果については個人差があり、効果にばらつきがあるという意見もあります。人によっては合わなかったり、効果を感じにくかったりすることもあるようです。また、記憶法自体が独特であるため、取り組みにくいと感じる人もいるかもしれません。
大野式記憶術は、継続的な練習が必要であるという声もあります。一度の実践だけでは効果を感じにくい場合があるため、継続的な取り組みが求められるとされています。
英語を自由自在に喋れるレベルを目指すのならば記憶術は使わないほうがいいです。日本語を介して英文を記憶すると会話がうまくできないように、記憶術を介して英単語や英文を覚えると会話に支障が出ます。
リアルタイムの会話に支障が出ないようにするのならば、英語のフレーズは使う表現を丸暗記するのがおすすめです。もちろん、記憶術を使って覚えるよりも本気で勉強し続けることが必要ですが、英会話を習得したいのならば記憶術に頼らずに本気で勉強するメリットは大きいです。
英語を本気で習得する気はなく、受験の1科目として攻略する必要があるときには大野式記憶術をはじめとする記憶術を使うのもよいでしょう。特にテストのときだけ覚えていればよいということなら、記憶術はおすすめです。